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 ミネラルの働き
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ミネラルはどんな働きをしているのか
それではミネラルは人体内でどんな作業を行っているのでしょうか。ミネラルは100種類以上もあるので、すべてのミネラルの働きがわかるには、まだまだ時間がかかりますが、必須ミネラルの働きについては多くのことがわかっています。
 必須ミネラルの中で、とくに私たちになじみの深い元素がどういった働きをしているか見てみましょう。あくまでも万に一つくらいの内容で、生命現象をかいま見る程度にしかありません。

  カルシウム
骨や歯、筋肉の形成
 骨や歯、あるいは筋肉の形成にとって最も大事なミネラルとして有名で、体内には最も豊富にあります。最も骨密度が増加する15歳前後での摂取不足が多いので、注意が必要です。青年期に十分摂取しないと、後年骨粗鬆症や骨折を招く原因をつくります。カルシウムはケガをしたときに血液の凝固を施すという大事な働きもしています。心筋の収縮にも作用しています。
 さらに神経細胞を守って神経を安定させる働きもしています。カルシウムの働きを効果的にするためにはマグネシウムとのバランスが重要です(カルシウム2対マグネシウム1)
 カルシウムが欠乏すると骨粗鬆症、頭痛、虫歯、関節痛、浄書不安定、手足の麻痺や筋肉のけいれんなどを起こします。またビタミンDが不足するとカルシウムの利用が悪くなり欠乏症を起こしやすいと言われています。
 逆に過剰になると便秘、内臓の結石、心筋梗塞などの原因となります。
 体内のカルシウムは、99%が骨や歯に蓄えられています。そして残りの1%が、血液中や筋肉に存在し、組織の安定をつかさどる代謝機能系でたいへん重要な役割を果たしています。
 血液中のカルシウムが不足すると、骨などからカルシウムが溶けだし、血液中のカルシウム濃度を一定に保つような仕組みになっています。


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  リン
骨や歯を丈夫にし、筋を収縮させる
 骨や歯、あるいは筋肉の形成にとって最も大事なミネラルとして有名で、体内には最も豊富にあります。最も骨密度が増加する15歳前後での摂取不足が多いので、注意が必要です。青年期に十分摂取しないと、後年骨粗鬆症や骨折を招く原因をつくります。カルシウムはケガをしたときに血液の凝固を施すという大事な働きもしています。心筋の収縮にも作用しています。
 さらに神経細胞を守って神経を安定させる働きもしています。カルシウムの働きを効果的にするためにはマグネシウムとのバランスが重要です(カルシウム2対マグネシウム1)
 カルシウムが欠乏すると骨粗鬆症、頭痛、虫歯、関節痛、浄書不安定、手足の麻痺や筋肉のけいれんなどを起こします。またビタミンDが不足するとカルシウムの利用が悪くなり欠乏症を起こしやすいと言われています。
 逆に過剰になると便秘、内臓の結石、心筋梗塞などの原因となります。
 体内のカルシウムは、99%が骨や歯に蓄えられています。そして残りの1%が、血液中や筋肉に存在し、組織の安定をつかさどる代謝機能系でたいへん重要な役割を果たしています。
 血液中のカルシウムが不足すると、骨などからカルシウムが溶けだし、血液中のカルシウム濃度を一定に保つような仕組みになっています。

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  マグネシウム
エネルギー代謝や核酸の合成、酵素の働きを助ける
 マグネシウムは血液中にあるカルシウムの作用を助けたり、ビタミンA、B、C、D、Eとともに、エネルギー代謝や核酸の合成にかかわるなど、300種もの酵素の働きを助けています。特に糖質の代謝に深く関わります。またコレステロールの沈着の予防にも役立ち、さらに腎臓結石や胆石を防ぐ働きをします。筋肉の収縮を抑える働きがあるので、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐといわれています。 子どものときはマグネシウムの不足はあまり認められないのですが、15歳以上になると不足がちになるのが特徴です。
 マグネシウムが欠乏すると、不整脈、手足に痺れ、高血圧、糖尿病、心臓疾患、ぜんそく、腎臓結石などをひき起こします。アルコール中毒の人はマグネシウムが欠乏しがちです。過剰になると、ネフローゼ、副甲状腺機能障害、副腎機能低下、けいれん、昏睡など引き起こします。

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  ナトリウム
血液と体液のバランス調整、神経細胞のコントロール
 血液と体液のバランス(浸透圧)を調節し、さまざまな代謝を促進し、神経細胞をコントロールします。塩分に多量に含まれることから、摂りすぎによる高血圧が原因の様々な障害が問題になっています。ナトリウムが正常に機能するためには、カリウムを十分に摂る必要があります。日本人の場合、ほとんどの人が塩分の形で過剰に摂取しており、ナトリウムが欠乏することはまれですが、欠乏すると暑さで疲労した場合に、日射病にかかります。また筋肉の麻痺や、血圧降下を招きます。
 一般的に、ナトリウムは多く摂りすぎると高血圧になりやすいといわれています。しかし、高血圧の人がナトリウムの摂取を制限すると、血圧が下がり、心臓病や脳卒中の危険度が下がるという結果がある一方で、低塩食を摂っても半数の人では血圧が下がらないという報告もあります


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赤血球のヘモグロビンを作る
 鉄は赤血球のヘモグロビンを作る重要なミネラルです。血液は120日ごとに入れ替わるので、体の中の鉄は再利用されます。しかし、鉄分が不足すると貧血になるので要注意です。特に女性に鉄不足が深刻な人がたくさんいます。過剰に摂った場合の毒性はあまりありませんが、心疾患などのリスクが高まるといわれており、子どもに過剰に与えると肝機能障害などを起こします。
 食品に含まれる鉄には、肉や魚などの動物性食品に多いヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄の吸収率は15〜25%ですが、非ヘム鉄は2〜5%しかありません。非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まります。

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  マンガン
骨や肝臓の酵素を活性化し、骨の生成を促進
 骨や肝臓の酵素を活性化し、骨の生成を促進します。食物の消化にとっても大事なミネラルです。甲状腺ホルモンを作り、生殖機能を高める役割も持っています。マンガンが欠乏すると成長障害が起き、血糖値が上がるなどの弊害が現れます。欠乏すると、骨の発育不足や中枢神経障害などの原因となります。また、めまいを繰り返したり、いつもぼんやりして記憶があいまいになるなどの症状が起きる人などはマンガンの欠乏の可能性があります。またミルクを多量に飲む人や、肉食を好む人はマンガンが欠乏する度合いが強いといわれます。
人間の場合、マンガンが欠乏することはほとんどありません。逆に過剰症として、マンガン鉱山やマンガンを使った精錬工場や乾電池製造工場などで働く人に、頭痛、倦怠感、運動機能障害、言語障害などが見られることがあります。
この場合の治療薬としては、キレート作用を応用してマンガンを体外に除去する化合物が用いられています。

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  亜鉛
タンパク質の合成やコラーゲンの形成
 亜鉛が不足すると味覚障害が起こるので有名です。さまざまな酵素の触媒として他のミネラルと一緒に働きます。タンパク質の合成やコラーゲンの形成に不可欠なミネラルです。また前立腺や生殖腺を正常に保つための重要な働きをしています。
 1934年に動物での欠乏症が報告されましたが、人に関しての必須性が確認されたのは1960年以降になってからでした。1961年にイランやイラクで、亜鉛の欠乏により成長が止まる小人症がが発見されたのがきっかけです。
 さらに亜鉛の欠乏により、皮膚炎、脱毛、第2次性徴の発育不全や、鉄欠乏症の貧血が起こることが報告されています。汗や尿から排泄されやすいので、不足がちになりやすいミネラルです。指の爪に白い斑点がある場合、亜鉛不足の可能性があります。
 亜鉛の過剰症は起こりにくいようですが、缶詰から溶け出した亜鉛による中毒・発熱・吐き気・腹痛・下痢などが知られています。
 近年、細胞発生や分化をつかさどる重要な遺伝情報の保存・発現・制御・調整にかかわっている亜鉛タンパク質も発見されており、ますます重要なミネラルと認識が強くなってきています。

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  セレン
ビタミンEの機能を助け、老化を防止
 ビタミンEの機能を助ける働きをし、参加による老化や硬化を予防してます男性のほうが女性よりも多く必要とし、精液の中に集まっています。強力な抗酸化作用があり、心臓病や動脈硬化、老化の防止に重要な役割を果たしています。また制ガン作用もあり、注目されているミネラルです。
 人の赤血球には、活性酸素の一つである過酸化水素を分解する酵素が存在しますが、その酵素(グルタチオン・ペルオキシターゼ)の活性中心にセレンが存在するため、セレンには高い抗炎症作用があると考えられています。
 また、セレンには水銀と拮抗作用のあることが知られています。ラットを使った実験では、ラットに水銀のみを与えると100%死んでしまいますが、水銀と同時にセレンを与えると100%生き残ることが確認されています。
 過剰だと胃腸障害や口臭原因となります。
 セレンは性質的にイオウに似ています。そのため、セレンを摂りすぎると、タンパク質や核酸、複合糖質中のイオウ原子が、セレン原子と置き換えられて、正常な機能を損なったり、イオウ化合物の代謝が制御される結果、毒性につながることがあることが分かっています。
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筋肉や神経、免疫系を機能させる
 銅にはしなやかで強い結合組織を作るとともに、脳内の神経化学物質を合成したり、筋肉や神経、免疫系を機能させるといった重要な働きがあります。
 体内の鉄をヘモグロビンに転換するのに必要なミネラルです。ビタミンCの吸収を助ける大事な働きもしています。
 また、骨の結合組織が網目構造となるためには銅が必要で、カルシウムが骨に沈着する土台になります。銅不足の動物には、骨粗鬆症に似た軟骨の破壊が起こる例もあります。
 十代後半から二十代にかけて男女の欠乏が目立ちます。欠乏すると鉄の利用が阻まれて貧血、動脈硬化、高血圧、心不全の原因となります。また過剰だと肝障害を起こすウィルソン病やリウマチなどの原因になります

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  ミネラルの持つ抗ガン作用
 必須ミネラルのごく一部の代表的な元素の機能を見てきましたが、ミネラルが私たちの体にとってどれほど大事なものであるかがおわかりいただけたと思います。
 さらに私は、これら以外のさまざまなミネラルが持つ抗ガン作用に注目しています。セレンがガンに効果があるということが知られていますが、さらにゲルマニウム、チタン、モリブデン、白金、バナジウムなど人体の中に微量にしか含まれないミネラルにも代謝が正常になることで結果的に抗ガン作用があるのではないかと考えています。

 実際、ゲルマニウム温泉によるガン治療が行われている例もありますし、白金を原料にした抗ガン剤も、他の抗ガン剤で効かない場合や、薬剤耐性を持ったガンの治療に頻繁に使われています。
 今後のミネラルの研究で、微量ミネラルの働きがさらに明らかになれば、ガン治療に素晴らしい道を開いてゆくことと思われます。



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